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vol60

わたSHIGA輝く障スポが開催されました!

2025/10/28

第24回全国障害者スポーツ大会が2025年10月25日~10月27日、滋賀県各地で開催されました。

正式競技は14競技、オープン競技として4競技が実施され、熱い戦いが繰り広げられました。
バレーボールや水泳など馴染みの競技のほか、グランドソフトボールやボッチャのような、障スポ特有の競技もあります。
また、どの競技も障害の重さの違う選手同士が競技を公平に楽しめるよう、ルールや用具が工夫されています。選手たちは自分の身体の特性を理解し、「できない」ではなく「どうすればできるか」を追求し、その姿が競技の魅力を一層深めています。

10月26日、野洲市総合体育館で実施された卓球と滋賀ダイハツアリーナでの車いすバスケットボールの様子を取材しました。

身体の特性を生かした多様なプレースタイル『卓球』

身体障害、知的障害、精神障害のある選手が出場する一般卓球を観戦。ルールは私たちが知っているものとほぼ同じ。
障害の種類や程度に応じてクラス分けがされているものの、試合の緊張感や駆け引きの鋭さはトップレベルのスポーツそのものです。想像以上のボールのスピードや選手の迫力に驚かされました。

自分の身体の使い方をよく研究し、片手の可動域が限られる選手は、体の回転を大きく使って打球するなど、独自のフォームを確立していました。障害によって動かしづらい部分や苦手な部分はそれぞれ違いがありますが、その分ほかの動きで補ったり、独自のリズムを作ったりと、プレーの中に「自分らしさ」がしっかり表れていました。

仲間の熱い応援が励みになります!

車いすが“もう一つの足”になる『車いすバスケットボール』

下肢に障害のある選手が競技用車いすを使用して競技を行います。コートの広さやリングの高さ、ボールの大きさ、試合時間など、一般のバスケットボールと同じ条件。
ダブルドリブルの反則がなく、各選手には1点(障害が重い)から4.5点(障害が軽い)の持ち点があり、障害の程度が異なる選手に平等な出場機会が与えられるよう、コート上に立つ5人の合計点数が14点以下となるようメンバー構成をしなければならない等、車いすバスケットボール特有のルールがあります。観戦の魅力は何といってもその迫力!
選手は車いすを自在に操り、加速・急停止・方向転換を瞬時に行います。
想像以上のスピードで相手の車いすにぶつかっていく姿は、鬼気迫るものがあります。
車いす同士のぶつかり合いはルール上認められているのだそう。

競技用の車いすは素早く動けるように、独特な形。普段の生活で使われているものとは異なります。車いすの動きが加わることで、通常のバスケとは違う角度やラインが生まれます。

チームの連携が大事。
コーチの指示にも熱心に耳を傾けていました。

車いすを体の一部のように扱い、シュート!

車いすの操作には時間がかかるため、仲間の動きを予測しながらパスをつなぐ必要があります。
選手同士の信頼関係がプレーに表れ、観戦していてとても温かい気持ちになりました。

障スポ会場では様々なボランティアスタッフが活躍していました。
選手やスタッフとのコミュニケーションをサポートしたりと、会場のあちこちで活躍していました。

手話ボランティアの方々は観客の質問に丁寧に対応したり、アナウンス内容を手話で伝えるなど、言葉だけでは届きにくい情報を、手話という形でしっかり届けることで、聴覚に障害のある方も安心して試合を楽しめる環境が整えられていました。

観戦をとおして、スポーツが持つ力の大きさを改めて実感しました。どちらの競技にも共通していたのは、選手たちが自分の身体と向き合い、工夫を重ねながら「できること」を最大限に伸ばしている姿です。その姿勢はとてもまっすぐで、観客である私たちの心にも強く響きました。また、それらを多くのボランティアを含むスタッフが支え、観客が応援することで、ひとつの大会を「みんなでつくっている」ことを強く感じさせられた大会となっていました。

 

 

 

わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025

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