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滋賀県立大学まちづくり研究室(鵜飼研究室)

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活動分野・特長

「コミュニティによる地域再生・地域創造」

私たちの暮らしの質を高め、健康で、安心安全で、環境負荷の少ない社会をつくるためには、地域コミュニティの存在が欠かせません。しかしながら、現代社会において地域コミュニティは崩壊の危機に瀕しています。地域コミュニティをどのように再生・形成すれば、よりよい地域や社会が形成されるのか。その本質的な要因や構造、手法を研究し、まちづくり=地域文化の再生・形成に還元することを目指しています。

取組の内容

現在、厚労科研「地域特性に応じた保健活動推進ガイドラインの開発(H28-健危-一般-003)」の分担研究で「エコロジカルプランニングによる地域診断法の開発」を行っています。この研究では、滋賀県立大学地域共生センター鵜飼准教授のまちづくり分野における「地域診断法WS」を活用した、保健師と連携した「健康まちづくりWS」の開発を実施している。保健師が、住民の主体性を促しながら、役場のまちづくり課などのまちづくり分野と住民らと連携し、人々や地域の健康を高めるきっかけづくりのWSである。

このWSは1日で実施するものであり、住民とよそ者、役場担当課、保健師らが参加し、ヒアリングやまちあるきを通じて地域のビジョンを策定した後、地域の健康状況を保健師が説明し、ビジョンや地域資源を活かしながら、住民やまちの健康を増進するアクションを住民自身で考えるアクションシートを作成する。

既に多賀町の協力のもと取り組んでおり、この手法を県内で展開していきたいと考えている。

エコロジカルプランニングを活用した地域診断法

アピールなど

持続可能なまちづくりに求められるのは、その地域のあるべき方向を見据えた住民主体の地域活動で、この活動の基礎となるのが地域の人々の「健康」です。地域資源の活用と、地域ビジョンと、健康づくりが連動したまちづくり活動の創発、推進をサポートできればと思います。

所在地

彦根市

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