第13回「健康しが」共創会議を開催しました(令和5年3月13日)
2023/03/31
第13回「健康しが」共創会議の概要はYouTubeでご覧いただくことができます。(各リンクから動画をご覧ください。)
開催趣旨
(1) 今回は「若年世代の健康」をテーマとして開催し、前半は、若年世代の健康に関する取組について、話題提供および団体の活動紹介。
(2) 後半は「滋賀らしい健康」の実現に向けたグループワークを実施。第12回共創会議(R4.12.22)で実施した「こんなことをやりたい!」というアイデアのグループワークをもとに、3つのテーマでワーキングチーム(WT)を開催。WTの意見交換で出たアイデアや新たに募集するテーマをもとに、「若年世代の健康」の視点も取り入れながら、取組のさらなる具体化に向けた検討を実施。
(3) プログラム全体をとおして、参画団体相互の交流・マッチングの機会としました。
開催日時
令和5年(2023年)3月13日(月) 13時30分~16時30分
開催場所
滋賀県庁東館7階大会議室
(大津市京町4丁目1番1号)
※「会場参加」と「オンライン参加」の併用で開催
出席者
26団体46名(会場参加18団体36人、オンライン参加8団体10人)
開催概要
1 角野理事ビデオメッセージ
2 【イントロダクション】若年世代の健康づくりについて
~健康寿命の延伸を目指して~「若年世代からの健康づくり」
滋賀県 健康医療福祉部 健康寿命推進課
3 【話題提供】当事者世代の団体の取組発表
大滝のまちづくり-これまで、そしてこれから-
NPO法人おおたき里づくりネットワーク 代表理事 朝比奈 遥 様
4 「若年世代の健康に関する取組」活動紹介
(1)公益財団法人滋賀県健康づくり財団
・子宮頸がん検診受診率アップのために取り組んでいる。
・滋賀県健康寿命推進課の体験イベント「meet your healt」(会場:イオンモール草津)において、啓発を実施。
・会場では、がん検診に関するアンケートも実施。(第12回共創会議グループワークの意見交換をもとに実施。)
(2)立命館守山高校SDGsボランティアサークル
・未来の琵琶湖の守り手を育成するため、子ども達の遊びを通して環境への意識を高める取組を実施。
・子どもを対象としたMLGsカルタを作成。クラウドファンディングを実施。
(3)滋賀県 子ども・青少年局
・しが若者ミーティングの紹介
・地域養護の取組について
5 「こんなことをやりたい!」というアイデアのショートプレゼン
今までのWTで検討中のアイデアと、今回応募いただいたアイデアについて、各団体より「担当者のアイデア」として提案していただきました。
(1)山で歩きながら食と自然を楽しむ
・「やまのこ」を実施している県内の山を歩き、心拍数を記録して、次回参加した際には、しんどさがましになったと分かるとよい。山がなければ琵琶湖の環境も守れないということを大人も学ぶ。
【薬膳館(株)】
(2)非日常の空間で過ごしてみて自分の心身を見つめなおしてみよう!
・非日常的な場所で外部からの通信等もない状況を作り出し、文明から遮断した空間で、一定期間過ごすような取り組みはどうでしょうか?参加者はそこで何もしても良いのですが、各自テーマと成果目標を決めて、その期間取り組み、最後に発表するというような趣旨のイベントで、自分自身や自分の日常生活を見つめ直してもらう。
【国立大学法人滋賀医科大学】
(3)近江米を“かまど”で炊いてみよう! 食べてみよう!
・薪で炊く体験をし、ご飯のおいしさを再確認してもらい、県民や次世代を担う子どもたちへ食料や農業の大切さを伝えるとともに、米の消費拡大にもつなげたい。
【JA滋賀中央会】
(4)生米パン・生米マフィンづくり体験((3)とあわせて提案)
小麦粉・卵・牛乳を使わないで、生米・豆乳・米油で作るので、アレルギーの方にも安心で、米の消費拡大にもつなげたい。
【JA滋賀中央会】
6 提案されたアイデアのグループワーク(GWの主な意見)
(1)「山で歩きながら食と自然を楽しむ」グループ
・イベントは継続的に実施する。
・参加してもらうにはインスタで周知。
・「やまのこ」事業の山で。
・山を歩いて心拍数を持って帰る。
・ポイントごとに地産のものを食べたり、ウォークラリーで山と琵琶湖を考える。
・かまどのごはんのおにぎりとみそ玉。具だくさんの味噌汁。
・子どもが喜ぶ企画をする。ツリーイングで木の上に基地を作ったり、防災をかねてテント張り競争をする。
・MLGs体操、カルタを取り入れる。
(2)「非日常の空間で過ごしてみて自分の心身を見つめなおしてみよう(デジタルデトックス)」グループ
・モバイル化する現代において、遮断した非日常空間を作る。
・開放された空間(人間らしい空間)と建物空間を創造。
・瞑想や笑いヨガ。
・イベント化から考える。(お寺宿泊)
・社員向け研修に。
(3)「近江米を“かまど”で炊いてみよう! 食べてみよう!」グループ
・GWで考えたテーマ名「近江米を通して子どもたちにご飯のおいしさ知ってもらおう!」
・近江米を知ってもらう機会がほしい。
・近江米のおいしさに気付いた人がさらに広めてくれるのでは。
・みんなで食べる、かまどで一緒に作る機会、コミュニケーションをとる場に。
・ターゲットは、子ども、子ども食堂をやっている大人・保護者
・休日に実施(学生も呼べる)
・学生の協力を募り、かまど出張隊的な感じでできたらいい。移動式で色々な場所で。
(4)「生米パン・生米マフィンづくり体験」グループ
・GWで考えたテーマ名「生米(うまい)パン・米(まい)スター」
・しがのお米がおいしいことを知ってもらう。
・体験で終わらない、作る人が広げていく。宣伝、インスタで発信する。
・米スターは取組のレベルに合わせて星をつける。子どもも参加。
・ご当地パン・マフィンの食べ比べなど。
・県担当所属(食ブラ室)も一緒に。
・「米の日(8月18日)」にちなんだイベントで米スターが作ったパン・マフィンのコンテストで表彰。タレントを呼んでイメージ向上図る。
・大きなイベントや環境イベントでふるまう。
7 ふりかえり交流タイム
今後の開催予定
★第14回「健康しが」共創会議
令和5年7月に開催予定
★ワーキングチーム(WT)
令和5年4月以降、日程が決まり次第ご連絡予定