vol.34
あなたの筋力・体力衰えてないですか?
まずはセルフチェックで、今の体の状態を確認してみよう。
- 体力が落ちたと感じる
- 運動不足と感じる
- 体重が増えてきた
- 少し動いただけで息がきれる
- 血圧が高い
- たまに、転ぶことがある
適度な運動で高血圧を改善しよう!
適度な運動を継続して行うことは、心臓や肺の働きを向上させ、血液の循環を改善するなど、全身の機能を向上させます。また、血圧を下げる効果も報告されており、生活習慣病の予防に効果的です。
おすすめは、有酸素運動のウォーキング!
有酸素運動のウォーキングは、歩く速度で運動強度の調節ができるのでお勧めです。他にも軽いジョギング、サイクリング、水泳なども効果的です。
※懸垂や腕立て伏せなど息を止めて行うような運動(無酸素運動)は、一時的に血圧が上昇するため高血圧の人には危険な運動になります。
ウォーキング運動の進め方
これから運動をはじめられる方は、下の「ウォーキングのポイント」を参考に、歩きましょう。
1日合計60分程度の運動が理想的です。運動の時間が取れない場合は、日常生活の中で歩く機会を作りましょう。
例えば、通勤の際、一つ前のバス停で降りて歩く、車通勤を電車通勤に変更する、毎朝郵便受けに新聞を取りに行く、近くの集会所へ徒歩で行くなど工夫しましょう。
『平成29年度 厚生労働省 国民健康 栄養調査』によると、日常生活の歩数の平均が、20歳~64歳 男性7,636歩、女性6,657歩、65歳以上男性5,597歩、女性4,726歩です。
まずは、万歩計を付けて、普段どれぐらい歩いているかを確認するところから始めましょう!!
運動の注意点
運動は、長期的には生活習慣病を予防する効果がある反面、無理をすると重大な事態に至る危険性があります。
- 過労、睡眠不足、体調不良の時は迷わず運動を中止しましょう。
- こまめに水分補給をしましょう。
- 運動前の準備体操と運動後の整理体操を行いましょう。
- 運動中に痛みが出るようであれば無理は禁物です。
- 冬期間は暖かい時間帯を選び、防寒対策と準備運動を入念に行いましょう。
- 翌日に疲労が残らない程度の運動を心がけましょう。
※ 高血圧、心臓病、糖尿病、腎臓病、喘息などの呼吸器疾患、関節症などがある人は、運動を始める前に医師と相談して下さい!!