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しが健康豆知識TRIVIA
健康に関する情報や、様々な健康に関する豆知識を分かりやすくご紹介いたします。
vol54
紙芝居を通じて、子供の健康的な未来を守りたい
2025/03/31

「令和6年度 健康寿命延伸プロジェクト地域部門」で知事表彰された
守山市健康推進員たばこ部会のみなさんにお話を伺いました。
たばこ部会は平成16年から活動しており、守山市の健康増進計画「健康もりやま21」の「たばこ対策」の周知・啓発を目的に部会の1つとしてスタートしました。
現在25名のメンバーで、小・中学校や自治会でも防煙教室を開いて、たばこが身体にどのような影響を与えるかを伝える活動をしています。
小学校では紙芝居や、たばこの模型を用いて、たばこについて分かりやすく説明しています。
中学校では、より興味を持ってもらうために、たばこクイズをして知識を深めています。
令和6年度は8小学校、4中学校で26回、計1700名に実施しました。
また、自治会館・公民館・学校などに受動喫煙防止マナーアップポスターを制作し、掲示しています。



「みんな健康でいてほしい」という想い
「ずっと健康でいてほしいから自分の家族にたばこをやめてほしい」「近親者がたばこで病気になったので、たばこの害をみんなに伝えたい」など様々な目的で部会に入会されます。
みなさん共通の想いは「たばこの害を知って、みんなに健康でいてほしい」という想いです。

「約20年活動を続けてきて良かった」
立ち上げ当初は、まだ愛煙家の方も多く配慮がいる時代で『たばこは身体にあまりよくない』などあいまいに表現することが多かったです。そのような環境でしたので『たばこは身体に悪い』と言える世の中になってほしいと思っていました。20年活動を続けていると今では時代が追いつき、世の中へたばこの害の知識が行き届いて、私たちの想いがより伝わるようになりました。
「地道に防煙教室の活動をしてきて子供たちが健やかに育っていくのが嬉しいですね」「職場でたばこ部会のことを話すと、周りの同僚がたばこを辞めたんですよ」、「守山市の健康寿命が延びているのは私達の活動のおかげ!って思ってます」たばこ部会の活動を通してたくさんのことを学ぶことができました。

そして約20年の活動が実を結び「令和6年度 健康寿命延伸プロジェクト地域部門」で知事表彰されました。
これからも「たばこの害」を伝え続けていく
最近は小学生もインターネット等で簡単に情報を得られるようになっています。紙芝居以上に難しいことを質問したりするので私達も最新の情報やより深い知識を得なければなりません。そのため、私達部会でも学習会を定期的に行っています。先月はスモーカライザーを実際に使ってみる体験をしました。
すこやかくんの紙芝居は現在もう4代目。今後は、その経験や体験を元に、新しい紙芝居やクイズを作成したいと思います。

また、最近では、世間の流れとは逆にたばこへの興味が見られる子も増えてきたように感じます。吸ってみたいという気持ちを抑えられるように、私達も防煙教室や啓発ポスターを通してさらに意欲的に活動を展開していきたいと思います、とこれからの抱負も意欲的に語っていただきました。
守山市健康推進員たばこ部会
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